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当研究室の生き物~ヨコエビ~

研究・実験

こんにちは、博士課程一年の日置です。

 

当研究室は現在、都市環境工学コースの中で唯一(ヒト以外の)高等生物を継続的に扱っている研究室です。今日はその内のヨコエビという生き物を紹介します。

 

●ニホンドロソコエビ

ヨコエビとは、端脚類とも言われる体長数mmから数cmの甲殻類で、体を横にして底面を動くことからその名がついているそうです。当研究室で飼っているのは、下の写真のニホンドロソコエビ(学名Grandidierella japonica)という種です。2009年に先輩方が採取してきた数匹をずっと継代飼育しています。ニホンドロソコエビは、泥に穴を掘って、その中で生活しています。ちょっと分かりにくいですが、彼らが穴を掘った泥の写真を一番下に載せます。

ちなみに下の写真はオスの成体です。前方についている肢(第一咬脚, gnathopods)が太くなっていることから判断できます。

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●何のために飼育しているのか?

上のようなヨコエビを飼っているのは、彼らの応答から化学物質などによる生態系への影響を調べるためです。なのでヨコエビは、研究対象そのものというよりは、一つのツールとして使っているという感覚です。

では具体的に何の影響を調べているのか、調べようとしているのか、についてはまた今後書いていきたいと思います。