GC-MS maintenance part 3
GC-MS is a really troublemaker, but all problems with GC-MS was solved!
Large amount of water (m/z = 28) was detected, thus molecular sieve was heated with dryer for more than 1h. (This article is written in only Japanese.)
こんにちは、日置です。
GC-MSの問題がすべて解決し、ようやく、約3週間ぶりに普通に使用できるようになりました。
前回書いたように、水(m/z = 28)が検出されるという問題が生じていました。
水は通常、GCのモレキュラーシーブ(下の写真)で除去されています。
図:モレキュラーシーブ(赤矢印)
なので、モレキュラーシーブをドライヤーで加熱してみました。
モレキュラーシーブ内の水を除去するためです。
(シリカゲルを加熱して再利用するのと同じ話です。)
加熱すると、水がどんどん大量に検出されました。
モレキュラーシーブ内からあふれ出しているようです。
しかし、その後加熱を止めて放置しても中々水のピークは減少しません。
モレキュラーシーブを買い替えなければならないのか・・と思いましたが、
もう一度ドライヤーで1時間以上加熱し、オーブン内も100℃に保ち続けると、水(m/z = 28)は減少していきました。
ベースピークはPFTBA(参照物質, m/z = 6869)に戻りました。
これで無事にGC-MSを使うことが出来ます。
めでたし、めでたし。